はじめに
自分は2021年春からアメリカで英語留学を始める予定です。
ここには、ビザ取得までの手続きの中で行ったこと・知ってたら楽だったことをメモ的に書いておきます。
留学志望の方が困ったときの助けになれば幸いです。
(こういう申請方法を書いたページは山ほどあるけど、経験談は多いに越したことない…はず…)
どのページを見るよりもざっくり何をすればいいかが把握できるように書いたつもりです。
足りないところは他のページで補ってね。
ちなみに、学校申請〜ビザ取得までに支払った申請料金ですが、
学校申請約$500+残高証明500円+SEVIS$350+面接アポ$160 で、
だいたい日本円で 10万円を超えるくらい のお金を払っています。
このお金がすぐに出てくるようにしておいてください。
もくじ
- 英語学校の申請
- 書類集め
- 学歴証明書類(大学卒業証明)
- 銀行の残高証明
- 証明写真
- SEVIS費用支払
- DS-160申請
- 面接のアポイントメントを取得
- ビザ面接
英語学校の申請
手続きの流れ
- 申請
- I-20(デジタルデータ)受け取り
- I-20原本受け取り(国際郵便)
までが学校の申請の中で行う手続きです。
I-20デジタルデータの受け取りまでが完了したら次のステップ(DS-160申請)に進めます。
費用について
入学はぶっちゃけ金さえ払えばすぐ入れます。試験があるところは聞いたことない。
学費はだいたい100〜200万円/年、留学期間は週単位から選べると思うので、だいたい10万円/月でみておけばよさそうです。
自分が留学する学校はコロナ禍での集客の問題か、大きな割引があったので、年70万円程度でした。
必要な書類
だいたいは入学に必要な書類というよりビザ取得に必要な書類です。
学校の申し込みが完了したら、次はF-20ビザ取得にむけての書類を用意します。
学歴の証明書類
自分は大卒なので、卒業した大学から英文での卒業証明書類を発行してもらいました。
ビザ申請の際にはオンラインから書類をアップロードすることになるので、厳封は必要ありません。
ただ、大学・大学院などに申請の際は入試に厳封済みの卒業証明書、取得単位一覧表が必要になるようなので、厳封済みとそうでないものを一組ずつ請求しておくのが良いかもしれません(請求日は関係ないとか聞いたけど学校によりけり?)。
銀行の残高証明
銀行の窓口で発行します。
銀行によって発行までにかかる時間と料金がかなりまちまちです。
500〜1000円の発行手数料が必要です。
また発行にかかる時間は本当に各行によって差が激しいです。例を上げると、ゆうちょで約1時間、三井住友銀行で1週間です。
自分は使っている銀行の中で即日発行できるのがゆうちょしかなかったのでゆうちょで発行しました。
ただ、注意点があって、 発行依頼日前日までの残高 でしか発行ができません。
つまり、一時的に口座を多く見せるためにゆうちょにお金を集める場合、一日置かないとその金額が反映されません。
ゆうちょは即日といえども、メインで使っていない場合は発行までに実質2日かかることになりますので、時間には余裕を持って発行しましょう。
ちなみに 日本語 or 英語、円 or ドル を発行時に選択することができますが、 英語/ドル で発行することをおすすめします。
英語/ドルの場合、日本語と実際の貯金額(円建て)が併記されますので、全部入りになります。
この残高証明はビザ面接に持っていくことをおすすめします。
証明写真
学校によっては証明写真が必要となるかもしれません。
学校の申請に必要がない場合も、その後のビザ申請のプロセスで絶対に写真が必要になりますので早めに写真撮影しておくと便利です。
写真の使い所は少なくとも2回あります。
- DS-160の申請の際に 写真データ をフォームからアップロードする
- ビザ申請の際に提出する(写真紙に印刷されたもの)
ビザ申請の際に必要とされる写真のサイズは以下の条件があります。
- 白背景
- メガネ、イヤホン、ヘッドホンの着用なし
- 6ヶ月以内に撮影
- 5cm×5cm(ビザ申請で提出する写真)
参考:
www.ustraveldocs.com
jp.usembassy.gov
これらの条件を満たしつつ、一番お安く用意できるおすすめの方法は 大日本印刷の証明写真機Ki-Re-i での撮影です。
デフォルトが青背景なので、背景色を変えるためにエクセレントモード料金を払う必要がありますが、
デジタル写真のDS-160に適合するサイズにリサイズ&ダウンロードも専用アプリ上でできるので、一番カンタンです。
www.dnpphoto.jp
「免許証/中型」サイズを設定して「Withスマホ」をオンにし、「エクセレントモード」を有効にすることで、必要な写真が 1500円 で揃います。
また、公式ホームページでときどき利用料の割引クーポンを配布しているようなので、利用前にチェックしてみてください。
SEVIS費用支払
(物理的に書類が届いていなくても実行できます!)
学校からI-20がデジタルデータで発行された場合、そこにSEVIS-Noが記載されています。
その番号を使って、申請費用を支払います。
費用は350ドル。
支払い後は支払い証明書が発行されますので、それを印刷しておきます。
この支払証明書は大使館で必要になるビザ面接書類に含まれます。
DS-160申請
(物理的に書類が届いていなくても実行できます!)
ビザ申請の中で一番めんどくさいプロセスだと思う。
ウェブフォームの記入ですが、めっちゃ長いのとフォームは全て英語なので(翻訳はあるが、ないところもある)2時間くらいみておく必要があります。
ここは特にアドバイスするところはない。がんばれ…
完了後、バーコードと自分の写真が掲載された登録証明が発行されるので、印刷します。
この登録証明は大使館で必要になるビザ面接書類に含まれます。
面接のアポイントメントを取得
この手続は物理的にI-20が届いてから行うべきです(面接予約日当日に書類が手元にないと、書類不備でビザは発行されないため)。
申請料金は2020年12月現在で16800円です。基準は$160なので、ドル円のレートによってときどき変動します。
下記のページに従い、申請料金の支払いとアポイントメントを取得します。
アポイントメントを取得後、予約ドキュメントが発行されるので、これも印刷します。
この予約ドキュメントは大使館で必要になるビザ面接書類に含まれます。
持ち物準備
当日の持ち物などはこの予約ドキュメントに書いてありますので、そのとおりに準備します。
ドキュメントや説明ビデオには25cm四方以内のかばんにしろとか、入館前にスマホを預けなければいけないので文庫本を持ってくるといいよとか書いてましたが、 ぜんっっっっっっっっぜんそんなことはなかった
大きめトートバッグ持って入ってた人いっぱいいましたし(ただ荷物検査に時間はかかるので中身はスカスカにしていこう)、
館内はフリーWifi提供してるくらいなので余裕でスマホいじいじできます。写真撮影はNGです。
なのであんまり気にしすぎずに。ただこれはコロナ禍で人が少なかったから寛容になってただけかもしれない。
ビザ面接
自分は東京・溜池山王の大使館で面接を受けました。
警備の関係で大使館にたどり着くのは初見だとかなりむずかしいので、要所要所で警備の警察官に道を聞きながら進むのをおすすめします。
警察官に予約ドキュメントを確認される場合があるので、すぐに見せられるように準備しながら進んでください。
それ以後の内容はあまり書くとよくなさそうなので、頑張って!
面接で「Approved」って言ってもらえれば晴れて留学生です。