2023年ふりかえり

特に意味もなくさかな(カリフォルニアサイエンスセンター)

はじめに

ことしも一年が終わるぞ。色々あった一年でした。

ざっくり

  • 1月:年末年始日本旅行から帰還
  • 2月:なにもない アントマン3をみた
  • 3月:なにもない 映画もなかった
  • 4月:ディズニーランドにいった
  • 5月:ゼルダ出たから全力プレイしたら期末試験ボロボロになった
  • 6月:セキュリティの研究始める 技術書典やるぜ!と言い出し始める
  • 7月:サンディエゴに旅行
  • 8月:BlackHat奨学金を受けてラスベガスへ
  • 9月:なにもない
  • 10月:日本旅行の計画を始める
  • 11月:技術書典
  • 12月:日本旅行(今年二回目)

通年通していろいろあったこと

親の病気

親の癌、しかもかなり進行している、が突然発覚し、てんやわんやになりました。
うちはひとり親なのでこういうことが起きたときには物理距離の開きから色んな困難が発生すると思っていましたが、まぁ実際そうなりましたね…。
こればかりは親も、「子供が海外に移住してしまう以上死に目に会えない可能性があることは覚悟している」とのことで、海外に挑戦する以上避けられないリスクなんだと突然実感させられました。
不幸中の幸いは親が毒親だったことですかね。物理的距離が離れて関係は多少改善+肉親である以上ある程度の世話はすると割り切っていたので、良くも悪くも自分への精神的ダメージはそう高くありませんでした。完全に無いではなかったですけどね勿論。
弟と地元の友人にかなり助けてもらってどうにか乗り切れそう?な感じです。ただ、この話は現在進行形で、まだ乗り切れていないので来年も間違いなくバタバタになるだろうなあ。

5月の期末試験

マジで試験勉強はちゃんとしようって思いました。
あれは勿体なかった…後悔先に立たずなのとギリギリ引っかかってるのでGPA自体にはノーダメージなのでそこまで落ち込まなかったのですが。
人間誘惑に負けてはならない場面ってあるよね。

学内での対人トラブル

縁あってセキュリティの研究を始めたのですが、そのラボに、仲良くなればなるほど人にナメた態度を取る+不謹慎・差別的なジョークを言うことをとにかく好むタイプの学生がいたため、耐えられなくなって3か月くらいでラボを辞めてしまいました。
これ以上その人と接し続けていたら本当に自分がおかしくなりそうだったので後悔はしていません。
自分は日本では何度もハラスメント(パワハラ、セクハラ、色んな形で)を受け続けてきましたが、悔しいと思いながらも自分を責めながら沈黙するしかなかった時間がとても長かったです。この経験のせいで、僕は理不尽に相手にナメられることにかなりトラウマを抱えているようです。そもそも日本から出てきたのもこれが大きな理由なのですが。
こういう問題が起きたときに戦わずに逃げることを批難する方もいるかもしれませんが、僕はそもそもこういうことを考えずに技術に集中できる環境に行きたくてアメリカに来ました。私生活では差別とか色々あるとは思いますが、少なくとも「技術者」モードでいるときにこういう気持ちは味わいたくなかったからです。
本人に言って改善を促せばよかったじゃんは実際に言われたのですが、直接対決が自分の精神を余計削ることも知っていたのでそのときの自分にはできませんでした。それに何より、返事として暴力が返ってくるのが怖かったですし。
僕自身としては、自分の感情を大切にして、ただ硬直するのではなく逃げるという選択肢を取ることができた自分の成長を誇りに思っています。
ある意味、自分の感情に向き合う良いきっかけになったと思っています。

新しいことを色々はじめた

ポジティブな話も…
今年は2つの奨学金プログラムに合格・参加し、新しいことを学んだり人脈を広げたりすることができました。
それから学生向け認定資格プログラム1つと、技術書典への参加も行いました。 凄く当たり前のことなのですが、以下のことを着実にこなすだけで周りからの評価は上がり、新しいチャンスが舞い込んでくる確率が上がるなぁ、と再認識しました。

  1. やるべきこと(学校の課題など)はみんなより早く終わらせる。理想は、みんなが始めるときには終わっているようにする
  2. 新しい機会を積極的に探し、積極的に挑戦する
  3. 自分の知識や経験は積極的に周囲に発信する

1番は特に学校ではすごく大事なことだと思います。これをやると、クラスメイトが自分にヘルプを沢山出してくるようになります。そのヘルプにできるだけ応じていると、クラスメイトとの関係が良くなり信頼が厚くなるだけでなく、教授もそれを見て「こいつはできるやつ」「協調性がある」と評価してくれます。
正直言って「なんでこんな状況になるまで何もしなかったんだ…こいつを助ける義理…」って思うぐらい酷い状況もありました。そういう場合は助けるために自分が無理しないことも重要なので、自分の中でボーダーラインを引いておくことはとても大事だと思います。 アメリカでも、当たり前のことを当たり前にやるということは、全員が全員できることではない貴重なスキルのようです。これを徹底するだけで他の人からの信頼が生まれます。
来年もこの点は気を抜かずにやっていきたいと思います。

来年

ついに就活です。ウゥ、ストレス。
卒論も仕上げねばですし、次回技術書典にも新刊持って行きたいです。それからもう一つ嬉しいプロジェクトが走り始めたので、そちらも頑張らねばです。
がんばります。